アドヴェントカレンダー2日目・スマホアプリ


スマホに最初から入っている、

・音楽をパソコンから読み込んでケータイで聴けるアプリ

・写真のアプリの「録画機能」

・ボイスメモ(録音機能)

の3点は、主に練習や本番を録って練習仲間とシェアしたり自分で聴いて勉強したりヘビーユーザーなのですが、他にも便利な仕事関係アプリを三つ、私は使っています。


その1)

メトロノーム

カワイミュージカルインストゥルメンツから出ている、確か4ユーロぐらいだった、画面が普通の電池式のメトロノームのように丸いダイアルになっているもの。スマホ画面を指でクルクルと撫でるだけでスピードが変えられるし、他にもたくさんの使いこなしポイントもあります。説明の(?をタッチ)ページが12ページもあって、カスタマイズができます。音色を変えるとか画面を変えるとか。

でも何もしたくない人はただ普通に好きな速度に指で回して、円の真ん中をポンとタッチすれば「チクタク」が始まり、もう一度ポンとタッチすれば止まる。以前使っていたものはデジタル式に数字を表示するのが本当に面倒くさく、48に合わせようとしているのに47になったり49になったり微妙にツルツルしていて大変だった。今のは見た目もシンプルでとても使いやすいです。


その2)

imslp

international music score library project

国際音楽スコア図書館プロジェクト、又の名をペトルッチ・ライブラリーで、版権の無くなった楽譜、ヨーロッパなら作曲家の没後70年を過ぎた楽譜を、一般の人たちが力を合わせて(?)スキャンしたり、譜面の形にパソコンで書き写して整えて投稿した膨大な数の譜面を無料でダウンロードできるサイト。このアプリをスマホに入れておけば、どんな急場もしのげる。スマホはちっちゃいのでそれをオルガンの譜面台に置いて見ながら弾くのはなかなか大変ですが、譜面が全くなかったら弾くことすらできないのだから、困ったらimslp。あまりに使うので有料会員になって「免責事項」のページが出てこないようにしています。有料と言っても、楽譜を一冊買うのよりも安い。


その3)

AELF

仏語圏カトリック教会のその日の聖書の箇所が全部出てくるアプリ。

あの重い、分厚い聖書を、楽譜と一緒に仕事の時に持ち歩く必要がない。ということは明らかにありがたいです。が、何よりも、詩篇という、聖書では一番音楽に関係のある箇所で、微妙に毎年変更が加えられている部分があるのです。教会に着いてから「うっそー練習して準備したのと違うでしょ」という感じに、聖歌隊と指揮者がパニックになっていたことが過去にあり(もちろんオルガニストもパニック)、このアプリで毎回毎回チェックするようになりました。宗教的な意味のあるお守りのようなものを私は持ったことがないのですが、これは今のところ「アミュレット」かもしれません。めっちゃ助かるものが今の世の中にはある。

プロテスタント教会や、英国国教会のアプリもあるのでしょうか。調べてみたい。


***


追記😌

自分でアプリを作れるとしたら?

どんなものを作ってみたいでしょうか?

パイプオルガンとか?三段鍵盤とかの?無理かな?

ピアノはありますもんね。あの小さな小さな、スマホで弾くピアノ。。。夫は屋外であの5ミリぐらいのサイズの鍵盤で思いついた作曲のアイディアを弾いていた。小さなスマホの向こうの大きな世界。なんだか不思議な世の中ですね。





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