アドヴェントカレンダー13日目・好きな雑誌
毎月購入する雑誌はありますか?
ベルギーに住んでいる私は、数年前まで、毎週買っている雑誌がありました。
毎週なので薄い雑誌ですし値段もそう高くはなく、ベルギーのメニューとかお買い得食品や(買わないけど)ベルギーの地方の旅館の情報なども書いてあって(行かないけど)、年末には次の年のカレンダーのおまけが付いてくるのも嬉しかったです。年間52号のうち40号ぐらいは買えていたと思います。時々買い忘れましたが、郵送されるより本屋さんや駅のプレスショップで買うのが好きでした。
その雑誌は「Femmes d'Aujourd'hui」という名前で「現代女性」みたいな題です。私はそこに出ているいろんな記事を一所懸命読んでいました。何しろ仏語なので手強かったです。でも読みながらわからない単語を調べたりはしませんでした。わからなくても勢いでブルドーザー読みをしてました。休憩するために見てるのに辞書使うことないでしょ、と思いながら。
逆説的ですが、あの雑誌は、実技仏語の勉強になった。みんなが話題にするようなことが仏語で書いてあるのだから、他人と楽器練習する日の休憩中の会話にも役立っていました。インタビューと特集のほかは、流行ってる本、小説、音楽、映画のレビュー、テレビ番組表、王室系ゴシップ。テレビ番組の表のところはテレビを持ったことがない我が家にはもったいないページでしたが、字があるところは読む派の私はテレビ欄も読んでいました。テレビ見ないのに読む。それで見た気になれる(?)。
すごく好きな雑誌でしたがそのうち買わなくなり、今は何度も見返す系の雑誌を月に一冊買います。少し値は張るから順番に毎月違うものを。
お料理が美味しそうな「ELLE à Table」。「エルごはんだよ」みたいな題もかわいい。買うのはなぜか夏が多いです。美味しそうな温サラダの特集や知らない食材の使い方などがすごく好きです。あとは台所周りのインテリアとテーブルの感じも独特で可愛い。
それから「日経ウーマン」。大好き!最初から最後まで、読者のお便りまで全部読んでます。これはアマゾンで買う。表紙の裏も表も女性の大きな顔写真なのが、ちょっと騒々しい感じがしてそこだけ難点です。日経ウーマンがソファの横の低いテーブルに置いてあると、誰かがこっちを見てるような錯覚を覚えてはっとしてしまうので、置くとき上に別の本を置いたりします(おかしいですかね)。もうちょっと顔の写真が小さければなあ。
最近では「美しい着物」、これはものすごく分厚くて、ひと月で読みきれないことが多いです。「模様特集」と「夏の着物特集」は和の特殊用語や、読み方のわからない固有名詞だらけで難しく、多分一冊を三ヶ月以上かかって読んでます。一回読んでも頭に入らないぐらいの情報量なのです。もう日本全国の呉服情報なので、地理と歴史と美術の勉強みたいな雑誌です。読み応えがすごい。写真が美しすぎて、全く見本にならないのが玉に瑕(そう、こういう難しい漢字!「たまにきず」ですって、読めない!)。
そして編み物雑誌。これは冬が近くなると買いたくなります。そんなに編まないので溜まっていくのですけれど。フランス語の編み物雑誌は編み図方式ではなく、文字で「裏編何目してなんだかんだ」的に文字で書いてあるので、編み図見るとハイになる自分にはかなり残念ですが、ベルギーに販売されている毛糸を使った雑誌の編み方なので、買って編んでその通りの大きさにできるのが良いです。日本の編み物の本は日本で売っている毛糸を使っているので、似ている毛糸をベルギーで見つけても、編んでいるうちに大きくなったり小さくなったり、模様によって大きさが変わってきたり、本当にがっかりしちゃうことになります。私は素人なので説明に書いてある毛糸を使いたい派。
今現在は、母が11月に持ってきてくれた日経ウーマンを読んでいます。持ってきてもらったの忘れてて読んでなかったのです。ラッキー!(と言っていいのか)クリスマス休みにはどんな雑誌を買おうかな!
追記💖
子どものころ、病気になった時はサンリオ新聞を買ってもらっていました(月刊だったのかな?)。お医者さんのうちとサンリオショップが道を挟んでお向かいだったから、母が診察の帰りに買ってくれました。小学生高学年では「りぼん」を時々買いました。時々なので連載まんがのほとんどの前後がわからない、そういうのも割と普通に受け止めて読んでた。中学後半からは「オリーブ」買ってました。あれは紙も字体も色も全部おしゃれでした懐かしー
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