アドヴェントカレンダー12日目・占いとか

 星占いとかをみなさんは信じますか?


私はサンリオ新聞に載っている星占いをあまり信じることができない小学生でした。

そののち、星占いとは無縁の中学生になり、星占いを信じたくない高校生になりました。

いろいろわかったようなことを言われるのが高校時代は好きじゃなかった。

ちょっと当たってたりすると、嫌な気持ちになってしまう、あまのじゃくでした。


大人になり、結婚して、夫が星占いをちゃんと普通に、当たり前の行動(?)として信じているのを目の当たりにして、「星って私たちのこと本当に見てる。。。?」

と初めて心が揺らいだのです。


それから20年ほどが経ったころ、電車に乗ると無料配布していたメトロという新聞(最近なくなった!どうしてかな)で、ちゃんと占いの欄を読むようになりました。

その時点では「当たってるか」を読んでいたのではなく、夫と娘の欄を読んで、今日の彼らをスパイしていました(ニュアンスが違うな)。


今では少なくとも、友人たちの星座を把握するぐらいにはこの西洋「文化」である星座の占いを胡散臭く思わなくなっています。そう、たぶん以前は胡散臭いと思っていたのです。


そのほかの占いの類は、見てもらったこともないし本を買ったこともありません。ただ、昨年、「16の性格診断」が流行った頃、生まれた日など環境を考慮に入れない診断なので、占いというよりは心理学っぽいなと思って、インターネットで無料だし、やってみました。


質問の数が多いこともあり、昨年の夏に自分が答えたものが今でも同じ診断になるのかそこは疑問ですが、私は自分では思っていなかった性格タイプという結果がでました。

ちょっと嬉しかったのにもかかわらず、ちょっと嫌な気持ちになってしまいました。すごく嫌いなタイプ、みたいにも感じたのです。

嬉しかったのはその性格が「ENFJ-Aタイプ」で、「プロタゴニスト」とか「主人公」という表現で表されていて、小説が大好きな自分としては主人公という単語は普通に誇らしかったからです。

でも我こそは主人公、みたいな人がいつも横にいたら、結構煙たいと思います。このテストをした夏、私は夫の演奏会のアシスタントでドイツにいました。ずっと練習している夫の横で暇なので小説を読んだりこの診断をしたりして「脇役は楽しいなあ〜」とまさに思っている時だったので、少しアイロニーを感じました。


この診断のシステムを作った人たちのことを考えると、世の中に16種類の性格の人がいる、と煮詰めたのがまずすごいな、と思います。少ない、というか、16種類に絞れるの?とびっくりします。

でも、タロットカードや星座占いも、代表的な人の性格像を統計的、伝統的に整理したというところは共通していて、そんな性格像というのは全世界共通なのだろうか?と疑問にも思います。

日本の神社のおみくじは、逆に昔から好きでいつも引いています。あれは完全に偶然にしか思えないから、新鮮なことが書いてあってすごく楽しいし、受け入れやすいです。西洋と日本の違いみたいな気もします。おみくじの世界では主人公は一人もいないし、逆に全員が主人公なんだろうなと思います。性格が主人公なんて、、、なんか問題あるのでは?とどうしても思ってしまう、日本人の私でした。


追記💛

一年も前の性格診断のことをどうして今ここに書いているかというと、一見そうは見えない主人公的な人物に出会ったからで、あーそういえばこの人も主人公タイプなのかもしれないなあーと思ったから。その時に、実は私もこの診断のことをまだ根に持ってたんだな、というか、影響受けてたことに気づいたのでした💦












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